マネーフォワード会計を使い始めたところ、困った事態に陥りました。固定電話の契約を年契約で申込みしたので、仕訳を入力しようとしたところ前払費用がない!?
マネーフォワードクラウド会計を初期状態で使ってました。まさか前払費用がないなんて(>_<)
あ、でもマネーフォワード会計の科目追加はすっごい簡単でした。
さっそく勘定科目の追加方法を見ていきましょう。ついでに前払費用の仕訳例も載せておきますね。
マネーフォワード会計の科目追加のやり方
やり方は本当に簡単。次のステップで前払費用を追加しましょう!
勘定科目設定画面へ
「各種設定>勘定科目」から行います。
決算書科目追加ボタンから追加
勘定科目設定画面の一番下に科目追加ボタンがあります。
決算書科目>勘定科目>補助科目と粒度が細かくなりますが、前払費用は決算書科目として追加しました。
前払費用は「その他流動資産」に追加します。
科目の並び順を変更
今追加した前払費用は、その他流動資産の一番下に追加されたはずです。
並び順としては、前払金の下がいいかなと思ったので移動します。
ドラック&ドロップするだけです(*^_^*)
どうやって並び替えるのってしばらく悩んでました(>_<)
前払費用の仕訳について
前払費用は電話代や保険料などのサービス費用を決算期をまたいだ契約をした場合に登場する科目です。決算期を超える分、まだサービスを受けてない費用の金額を前払費用として処理します。
先に払っただけなので、まだ経費にするなって事ですね。
ちなみに決算期より1年以上超える分は「長期前払費用」として処理します。
「長期前払費用」はマネーフォワード会計に初期設定で登録されてました。
仕訳イメージ
借方 | 貸方 | ||
---|---|---|---|
通信費 | 10,000円 | 現金 | 12,000円 |
前払費用 | 2,000円 |
通信費を全額計上しておいて、決算期に前払費用を計上するというのもありますが(簿記で習うのはこちらかな)、上記は発生時に仕訳しておく方法です。
忘れにくいから、こちらがおすすめです。来期になったら、前払費用を通信費に振り替えます。
まとめではなく衝撃の事実
ここで勘の良いルークは考えた。なぜマネーフォワード会計に「前払費用」が初期設定されてないんだろうと。長期前払費用だけあるのは絶対おかしい。謎はすべて解けた。
そう、特例があるのでは、と。
支払日から1年以内に役務が提供されると分かっている前払費用については、支払時に損金計上することが可能です。この例外を「短期前払費用の特例」と呼びます。
引用:短期前払費用の特例とは?仕訳や要件を具体例から解説
うーん。特例の条件とか細かいところはありそうですが、基本的には前払費用で計上しなくて良さそうですね。簿記の勉強と実務の違い・・
たぶん特例を適用する前提でマネーフォワードに科目初期設定されてないんですね。すっきりしました。
今回の記事ではマネーフォワード会計に科目を追加する方法と前払費用の特例について学びました。ルークが一番学んでるんです。お金ないけど税理士頼もうかな・・